実印とは、個人または会社・各種法人が住民登録をしている自治体(市区町村)に登録したはんこのことです。
印章の印影と印章の持ち主の身元が自治体によって証明される「印鑑登録証明書(いわゆる印鑑証明)」が発行されることから、 特に身元の確実性が求められる不動産登記、自動車などの高額商品の購入、保証人になる場合などに必要となります。
個人が銀行や金融機関などで預貯金の引き出しや振り込みをする際に使用する印鑑です。
最近はキャッシュカードなどで引き出し・振り込みを済ませる方が多いと思います。
しかし本来は、通帳と銀行印を2捺印した出金依頼書や振込依頼書に必要事項を記載して金融機関の窓口に提出します。
認印とは「自治体や金融機関に登録していない印章」全般を指す言葉です。
会社などで使用される承認印・担当者印も認印ですし、自宅の玄関先で宅配便や書留の受け取りに用いられるのも認印です。
認印は「個人が日常生活のなかで使用する頻度のもっとも高いはんこ」といえます。