科目印とは?使用場面や押印方法を解説!
公開日: 2022/2/17|最終更新日: 2022/7/8
- 科目印とは?
- 科目印の使用場面
- 科目印の種類
1.資産
2.負債
3.純資産 - 科目印の押印方法・押す位置
5. まとめ
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科目印とは?
科目印とは、帳簿や伝票などで使われる勘定科目の用語が刻印されたハンコのことです。ゴム印のものが中心ですが、木製台木とプラスチック台木のものも販売されています。勘定科目の中でも5種類に分類できます。
貸借対照表で用いられる資産・負債・純資産と損益計算書に表示される収益・費用の5つのグループです。プラスチック台木の場合、5種類に色分けして必要な科目印がすぐに見つかるようになっているものも見られます。
勘定科目と表示科目を混同している人も少なくないようです。表示科目は財務会計で使われるものなので、固定されています。一方勘定科目は社内で使うものなので、固定する必要はありません。社内で自由に結構設定することも可能です。
科目印の使用場面
科目印を取り扱うことの多いのは、帳簿や伝票を作成するときです。帳簿や伝票を作成するにあたって、いちいち科目を手書きしていると莫大な時間がかかります。
特に取引の多い会社になると、1日に何十通も伝票を書かないといけない場合も出てくるでしょう。科目印があれば、1回押すだけで構わないので作業効率を大幅に向上できます。
科目印の種類
使われる勘定科目の数だけ、科目印が必要になります。では主要な科目印としてどのようなものがあるか、以下にまとめました。
資産
会社の所有している財産のことを資産と言います。資産の科目印として会社にある現金を指す「現金」や会社の口座を利用した取引のための「定期預金」や「当座預金」、売上の中でも将来に入金される「売掛金」が挙げられます。また手形で取引している場合、各種手形に関する科目印も資産の一種と考えられます。
負債
負債に関する科目印も一つのジャンルといえます。いずれ返済しなければならない金額や物などを指します。例えば仕入にあたって将来支払うことになっている、未払い状態になっている際に用いる「買掛金」や手形で購入したときの「支払手形」、銀行からお金を借りたのであれば「借入金」と呼ばれる科目印を用います。
純資産
純資産とは会社の事業資金に充てられる項目です。例えば自己株式を売却することによって資本金を取り崩して余剰金が発生した場合「資本剰余金」という科目印を使って処理するのが一般的です。また個人事業主が事業を開始するにあたって資金を出した場合に「元入金」の科目印を使って処理します。
科目印の押印方法・押す位置
出典:https://cfo-navi.com/chobo2/
科目印をどこに押すかで迷う人もいるでしょう。ここでは仕訳帳で科目印を押印する場合の注意点について紹介します。仕訳帳に「摘要」というところがあるでしょう。こちらに該当する科目印を押します。
この時借方なら左側に、貸方なら右側に寄せて押印するのがポイントです。勘定科目だけではよくわからなければ、仕訳の内容も記載するといいでしょう。
まとめ
会社のお金の出入りを記録することは大変重要です。この時どのようなお金の流れか把握するために、勘定科目で分類することが大事です。そんな時に科目印を用意しておけば、帳簿をつける手間もかなり省けるのでおすすめです。
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