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実印に最適なサイズはコレ!? 男女でサイズの違いはあるの?

公開日: 2016/6/21|最終更新日: 2022/6/28

市区町村役所など地方公共団体へ印鑑登録を行って、印鑑証明を受けた印章のことを「実印」といいますね。

自分の分身のようなものですから「素敵な実印を作りたい」と誰もが思うものです。

でもはんこ屋さんを訪れて、はたと気づきます。

「実印ってどんなサイズで作ればいいんだろう?」

そう、はんこ屋さんの店頭には大小さまざまなサイズの印材が並んでおり、実印を作るうえで必要なサイズがわからないというケースもよくあるのです。

男性と女性で大きさは違うのか、印鑑登録するうえで規定となっているサイズはあるのか?

今回は実印の大きさについて調べてみました。


実印には既定のサイズがある

こちらのコラムをお読みいただく方々の中には、「よし、そろそろちゃんとした実印を作りたいな!」と、思われる方もいらっしゃるでしょう。

実印はひとつ作っておくと、人生の良き相棒になりえるもの。

心機一転、新たなスタートを切る際などに、自身の決意と夢のシンボルとして作ることもお勧めです。

そこで注意したいのが実印のサイズ。

実は、実印の印鑑登録をするうえで、既定のサイズが存在します。

どんな大きさでもいいわけではないのですね。

では、どのような大きさが、実印として適した大きさなのでしょうか?

一般的に登録可能とされているのは、8mm~25mmの間。

この幅の中なら、どのような大きさでも印鑑登録をすることは可能です(条例によって市区町村の規定が異なる場合がありますので、必ず作成前に確認をとりましょう)。

はんこ屋さんごとにおすすめしているサイズも微妙に異なりますが、男性で16.9mm、女性で14.2mmというサイズが平均的なようです。

もっとも、印材のサイズが大きくなれば、それだけ予算に影響しますから、お財布の中身とも相談が必要ですね。

「男性は大きいほうがいい」「女性は少し小ぶりなほうがいい」という意見も少なくありませんが、これは決して男女によって大小の違いが必要なわけではありません。

ある調べによると、男性は平均16.5mm、女性は13.5mmから大きくても15mmというサイズが多いことがわかりました。


どうせ作るなら大きめで!

実印を作るうえで大事なのは、今、自分が置かれている立場を考えてサイズを決めることです。

たとえば、新たに起業して会社を作ったとしましょう。

これから会社をどんどん大きくしていき、あなた自身も社長として堂々たる存在でいたいものですよね。

そんなときに、小さい実印を作ると、なんだか自信がないように自分でも思えてしまうのではないでしょうか。

こういうときは、やはり大き目の実印を作ることをお勧めします。

「大きいこと」には、もうひとつメリットがあります。

作成する書類によっては、取引先など他の人と同じタイミングで押印するケースもでてきます。

そのときに大きなサイズの実印を使っていると、「この人は自信を持っているんだな」と相手の目に映り、好印象を抱かせるだけでなく、信用度も深まる心理効果があると言われています。

また、大きいサイズの実印は重量感もありますので、押印時にその契約を大事にしようという、取引の重みや責任感を自己暗示することができるのです。

これが小さいサイズだと…必ずしもとは言い切れませんが、このような効果はあまり期待できないかもしれませんね。

もしミリ数だけで大きさがわからない場合は、手元に単3乾電池と1円玉を用意してみてください。

単3乾電池の直径は14mm程度ですので、女性の平均的なサイズに近いと言えます。

また1円玉の直径は20mmですので、男性の実印の大きめサイズより少し大きい程度だと目安にすることができます。

手元に何かしらの契約書がある人は、その上に単3乾電池や1円玉を乗せてみるとわかりやすいかもしれませんね。


名前の文字数、画数も考慮する

もうひとつ、実印を作るうえで、大きいサイズを推奨する理由があります。

それは、実印には姓と名の両方、つまりフルネームを入れるのが一般的だということ。

これが実印と銀行印・認印などと大きく異なるところです。

フルネームの文字数は、3~5文字程度の方が多いでしょうが、人によってはそれ以上の文字数や画数になる人もいるでしょう。

そのような方は、小さい実印にしてしまうと、どうしても1文字に対しての彫る面積が小さく、また画数が多い人は印面が潰れがちになってしまいます。

実印の印面の大きさは、彫る文字数に応じて選ぶ必要があるため、実印が他の印鑑に比べて少し大きなサイズになるのもうなずける話ですね。

さて、ここまでサイズについて説明してきましたが、改めて実印のサイズ選びのポイントを3つにまとめましょう。

  • 自分の置かれている立場や、自分自身の存在感をよく考えてサイズを選びましょう。一般的に男性は大きめ、女性は小ぶりなサイズを選ぶのが無難と言われています。
  • 男性実印の一般的なサイズは、やはり世帯主として契約書などに押印する機会も多く出てくるでしょうから直径15mm程度を選んでおくと失敗はなさそうです。一方女性は、控えめなサイズのほうが品よく見られることもあるので、直径13.5~15mm程度のサイズが失敗を避けるポイントになりそうです。
  • 文字数が5文字以上、画数が13文字以上の場合は、男性でも女性でも直径15mm以上のものを選ぶほうが、印影の良さが際立ちます。

参考になさって、よい実印を作ってくださいね。

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こうすけ

低価格かつ高品質な印鑑を製造・販売する、はんこ森の店長こうすけです。
印鑑についての様々な豆知識や、知っておくと便利な印鑑の情報、様々な印材の特徴など、読んでいてためになる記事を発信しています。

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