金融機関届出印とは?お届け印の特徴や変更方法
公開日: 2022/1/11|最終更新日: 2022/7/8
目次
- 届出印とは?
- 届出印の使用するタイミング
- 届出印の確認・変更方法
3-1.確認する場所
3-2.確認する際に必要な書類 - まとめ
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1.届出印とは?
届出印(届印)とは銀行や証券会社などの金融機関で口座開設の手続きをする際に押印した判子のことを指します。法人・個人関係なくほとんどの人が銀行に口座を持っているでしょう。口座を持っていれば、何らあの届出印を持っているはずです。届印とは金融経済用語のひとつで、ジャンル的には預金・取引に分類されます。
実印や認印とは別に届印を作ることで、セキュリティが高まるメリットがあります。届印は実印や認印と兼用も可能です。しかしもし実印や認印と併用してしまうと、もし紛失してしまった場合に悪用される危険性があります。また併用すると、同じ判子を使用する頻度も多くなります。その結果、印影流出などのリスクも出てきます。届印を作っておけば、印影が流出するリスクも使用頻度が少なくなることで軽減できるでしょう。
2.届出印の使用するタイミング
届印の使用するタイミングですが、共通しているのは口座開設の時です。開設手続きをする際に判子を押すように言われます。ただ届印を押すタイミングは近年減少傾向です。例えば前は預金や引き出しをするときに必要でした。しかし今ではATMを使って取引している人も多いので、この時は必要ありません。ただし今でも銀行の窓口で預け入れや引き出しをする場合には届印が必要です。
そのほかには口座振替での支払いの申し込みをする際にも届出印の押印が求められます。さらに支店や住所に変更があった場合も届出をするときに必要になります。
3.届出印の確認・変更方法
届印が必要になったけれども、肝心の判子がどれかわからなくなったということもあるでしょう。特に複数の判子を持っていると、「どれで届出をしたかわからない」という事例もあるでしょう。その場合には銀行に行ってみるといいでしょう。この時届出印の可能性のある判子をすべて持っていきます。そして「どれが届出印かわからなくなった」と言えば、銀行の方で照合してくれます。
届出印は変更することも可能です。これまで使っていた判子とこれから届印として使用する判子、本人確認書類、通帳を持っていって変更手続きを進めましょう。
3-1.確認する場所
届出印を確認したければ、銀行で手続きしましょう。この時口座開設した視点でないと受け付けてもらえないと思っている人もいるでしょう。しかし該当の金融機関であれば、どの支店でも届出印の確認はしてもらえます。
3-2.確認する際に必要な書類
届出印を銀行で確認したい場合、いくつか必要書類を持参する必要があります。金融機関で若干の違いがありますが、一般的には以下の3点です。
・届出印の可能性のある判子
・通帳
・本人確認書類
判子は届出印にしている可能性のあるものはすべて提出しましょう。本人確認書類は運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの中からどれか一つ持参しましょう。
4.まとめ
ネットバンキングの登場やATM利用などで使用する頻度は少なくなりましたが、届出印は口座を持つためには必要なものです。実印や認印と兼用できますが、セキュリティの観点から別の判子を準備するのがおすすめです。
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