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オランダ水牛(牛角)の材質について

オランダ水牛(牛角)は飴色が美しく女性の方に人気の印材です。

耐久性がよく印材として適した性質を持って、象牙に次ぐ動物系の高級印材です。


オランダ水牛(牛角)の特徴

印鑑の世界で「オランダ水牛」(牛角)と呼ばれるのは、オーストラリアやアフリカ、南米などに生息している陸牛の角です。

同じく牛の角である印材の黒水牛と区別するため、「牛角」または「白水牛」と呼ばれることもあります。

牛角は「うしのつの」と読みます。

オランダ水牛(牛角)には黒水牛とよく似たいくつかの特徴があります。

その一つは、「芯」と呼ばれる角の中心を通る細い筋があることです。

そしてその芯が印鑑の中心を通っており、印影に影響を及ぼさないくらい細いものが上級品とされます。

これを「芯持」といいます。

オランダ水牛(牛角)は黒水牛に比べて素材の色が淡く、乳白色に近いものからやや褐色を帯びたもの、ヒスイのような緑褐色に近いものなどのバリエーションがあります。

また、部分的な色の濃淡によって「ふ」と呼ばれる模様が発生する場合もあります。

一般的には「ふ」が少ない乳白色のものが高級品とされていますが、「ふ」も模様の現れ方によっては味わいが感じられて魅力的です。

はんこ森では「ふ」の少ない乳白色のオランダ水牛を「特上」とし、「ふ」の自然な風合いを生かしたものを「ナチュラル」と呼んでいます。


オランダ水牛(牛角)が珍重される理由

オランダ水牛(牛角)は黒水牛と同様、適度な硬さがあり材質が緻密であるため精緻な印面加工ができるというメリットがあります。

また研磨によって深いツヤと光沢が生まれ、高級感や風格が漂います。

このため、実印や代表印などに好んで使われる素材になっています。

また、主成分がたんぱく質なので朱肉のなじみがよく、くっきりと濃い印影が得られるという点は黒水牛と共通しており、印鑑として高い実用性を持ちます。

さらに、オランダ水牛(牛角)は黒水牛に比べて硬質で粘りがあり、欠けにくいという長所を持っています。

黒水牛の深い黒色も魅力的ですが、オランダ水牛の透明感のある風合いにはまた違った魅力が感じられ、選ぶ人の個性が表れるともいえます。


オランダ水牛(牛角)が利用される印鑑以外のアイテム

「オランダ水牛」(牛角)というのは印材としての名称で、実際にはオーストラリアやアフリカ、南米などに生息している陸牛の角です。

これらの角は国や地域によって使われ方も異なりますが、角特有の硬さや緻密さ、そして適度な加工のしやすさ、光沢、手触りのよさなどを生かして、いわゆる「角細工」の素材として広く使われています。

その用途はアクセサリーや彫刻、インテリア、服の装飾品(ボタンなど)、靴べらなどの日用品です。角細工はプラスチックなどとは違った透明感のある高級素材として高い人気を誇っています。


「オランダ水牛」(牛角)という名称について

オランダ水牛(牛角)は、オランダ産というわけでもなく、また、水牛でもありません。

あくまでも印材としての名称です。

では、なぜオランダ水牛と呼ばれるようになったのでしょうか。

まず、陸牛なのに水牛と呼ばれる理由は、印材として黒水牛と性質が似ているため、黒水牛と呼び分けるためのようです。

なぜ「オランダ」の名前がついたのかは定かではありませんが、「オランダがこの素材の世界的集積地であり、オランダから世界へ輸出されたため」という説や、「日本が鎖国していた江戸時代に、交易をしていたオランダから日本にもたらされたため」という説などが有力です。


オランダ水牛(牛角)の今後

オランダ水牛(牛角)は黒水牛に比べて角が小さく、良質な印材はわずかしか採取できません。

さらに反りやひび割れがしにくい芯持となると、生産量はさらに限られてしまいます。

このため、オランダ水牛(牛角)は黒水牛よりも希少性が高く、どうしても割高になってしまいます。

しかし、牛の角は絶滅が危惧されワシントン条約で保護されている象牙などとは違って、数は限られてしまいますが、安定供給されていますので、はんこ森では今後も良質なオランダ水牛(牛角)の印鑑を皆様に引き続きご提供してまいります。

→ オランダ水牛(牛角)の印鑑

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